血小板減少症(けっしょうばんげんしょうしょう)
概要 | 血液中の成分のひとつである血小板が、何らかの原因によって減ってしまう病気です。血小板は止血の役割を持つため、減少すると出血しやすくなります。 |
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原因 | 血小板が急激に減少する原因は、大きく2つに分けられます。 ひとつは白血病や感染症などの病気がある場合、もうひとつは、原因となる病気がなくて起こる原発性のものです。 |
症状 | 口や鼻の粘膜、皮膚などに小さな出血斑ができます。ひどい時は、あざのようになることもあります。これは血小板の減少によって、小さな出血が起こっているためです。 症状が重い時は、吐血したり、便と一緒に血が出たり、尿に血が混じることもあります。また、鼻血が出ることもあります。 |
治療法 | ・原因の排除 ・薬の投与 ・輸血(主に血小板)など |