山本英博クリニック

取材者：ひろた

更新日：2014/03/04

当院の特色

担当医は2009年6月まで８６２４例の内視鏡手術を担当（国内最多の手術実績）
約2時間の治療説明、多汗症教室主催
日帰り手術　過去3例を除き予定通りに退院（渋谷医院開業後は、当日に全ての患者が退院）
皮膚切開は2.5ミリと小さく、手術瘢痕は術後ほとんど消失
土曜・日曜の治療設定
2000年度日本内視鏡外科学会賞（Carl-Storz賞）
代償性発汗の治療

多汗症について

多汗症は、手のひらや顔・頭部・脇・足のうらの限局した部位に多量の発汗がみられる疾患です。全身にたくさんの汗をかく「汗かき体質」とは異なります。気持ちの持ち方や生活環境などは関係ありません。幼少期から多汗により学業・日常生活に不具合をきたすため、局所多汗症として平成８年４月から健康保険の治療ができるようになっております。
特に手のひらの多汗症は有病率が１％と多いにもかかわらず、多汗症という病気があまり知られていないため放置されたままの患者が多くいます。本人が病気と認識していなかったり、家族・友人に理解されず困っている人が多くいるのが実際です。

多汗症について詳しくは山本英博クリニックホームページをご覧ください

代償性発汗について

代償性発汗とは多汗症治療のＥＴＳ（交感神経節切除術）の副作用のことです。
顔面・頭部手のひら・脇の下の発汗は止まる一方、それ以外の発汗は増加する状態です。
この副作用の原因は、交感神経節の遮断部位が大きく関係していることが明らかとなり、改善が図られています。
当医院では他の施設でＥＴＳを受け、代償性発汗で困っている人への治療（リバーサル手術）も行っています。
リバーサル手術について詳しくはこちらご覧ください

多汗症教室について

当院では、手術（ETS）と手術以外の治療法を含め２時間半程度ご説明します。
多汗症について十分な説明を行った後、個別の診察を行います。
(前もって電話予約をお願いします)

【説明内容】
多汗症の病態
多汗症の特徴
多汗症の治療の歴史
手術以外の治療法について
手術（ETS)について
胸部交感神経節の解剖
ETSの効果
ETSの副作用
代償性発汗（もっとも重要な注意点）
ドライハンドについて
片側ETSの重要性
片側ETSの問題点
当院の手術の実際について

多汗症教室について詳しくはこちらでご確認ください